こんにちは、Diverseでサービス開発ディレクターをしているおだです。
本日は2016年の3/26(土)と4/10(日)に実施した、セクシュアルマイノリティ―女性向けの「恋活パーティー」(※)レポートをお届けします!
※…女性同士のまじめな出会いを支援するFind f(ファインドエフ)が主催する恋活イベントの運営を、Diverseがお手伝いしました

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セクシュアルマイノリティーって?

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この頃、多方面のメディアで取り上げられる機会が増え、LGBT(※1)という言葉を見聞きしたことがあるのではないでしょうか?
LGBTとは、L(レズビアン)G(ゲイ)B(バイセクシャル)T(トランスジェンダー)の英語の頭文字をつないだ言葉で、性的少数者(セクシュアルマイノリティ―)を意味します。

今回は、戸籍とご自身の性別の自認が一致している女性で、かつ恋愛対象が同性であるレズビアン(L)の方と、恋愛対象が男女どちらでもあるバイセクシャル(B)の方、 戸籍は女性だけれども、性別を女性と自覚していない・あるいは男性寄りだと認識しているトランスジェンダー(T)の方を対象とさせて頂きました。

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1開催目はフェム(フェミニンな女性らしい服装を好む)、2開催目はボーイッシュと中性、3開催目は本気のパートナー探しというテーマで、2日間でのべ3回のパーティーを開催し、真剣にパートナーを探している51名に足を運んで頂けました。

このイベントは、弊社の東京・大阪を拠点に男女の婚活パーティーを月間約200開催している婚活パーティー事業部のリソースを生かして、当事者にあった形に様々なカスタマイズをしました。
例えば、場所は人気の恵比寿の一等地にあるおしゃれなカフェで喋りやすい雰囲気を演出し、時間帯も都合をつけやすい昼から夕方にかけての明るい時間帯に。対面でお話しをする際に交換する「プロフィールシート」も今回のパーティー用に独自のものを作成しました。

また、お気づきかと思いますが、まじめに出会うことを謳ったこのパーティーの名目に、“婚活”ではなく“恋活”というワードを採用しています。
その理由は、セクシュアルマイノリティーの多くの女性にとって、法律婚カップルのような“結婚に向けた明確なロードマップ”という概念は薄く、まずは友人関係や恋愛未満の関係を築いてから、じっくりとゆっくりと時間をかけて絆を深める文化を持っているとお聞きしたからです。

創意工夫をしたこちらのイベント、開催後のアンケートでは回答者の7割以上が満足度60%以上(全回答者の約5割が満足度80%)と好評価をいただけました。

参加者の声抜粋

・「主催お疲れ様でした。かなりキッチリとした雰囲気で進められていたので信頼感をもってイベントに参加しておりました。またご機会があれば参加させて下さい。」(28歳/バイセクシャル)
・「今回はお世話になりました。 おかげ様で良縁...になると思います。 ありがとうございました。」(39歳/レズビアン)

この先、同性婚などLGBTにまつわる法整備が整い、将来を添い遂げた同性カップルの事例がもっと世に増えれば、セクシャルマイノリティ当事者の出会いのスタイルもどんどん変わっていきます。

その変化に合わせつつ、いずれ出会いの領域でLGBT向けのサービスを展開してきたいと思っております。
また、知見を活かしたイベントを今後も実施していきます!

LGBT対応のきっかけは…遡ること3年前、いち社員の発言から

Diverseはその名の通り、ダイバーシティー(多様性)が由来しています。年齢や性別、国籍など、幅広く性質の異なる違いを尊重し受け入れるという概念。
その中でLGBT対応に至った経緯は、とある社員の突然のカミングアウトと「当事者に向けたサービスをやってみたい」という提案をきっかけに、まずは何を取り組めばよいのかを検討し、2014年5月に社長と役員が一番手にLGBT研修(※)を受けました。

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2014年8月には性的指向や性表現による差別を禁止する行動規範をつくり、同時に結婚祝い金や介護休暇などの福利厚生の範囲を拡大して同性のパートナーを持つ社員も使えるようになる「パートナー届け」制度を作りました。
この行動から、同年の8月21日の日経夕刊紙(生活面「LGBT職場が配慮」特集)にも事例として取り上げられ、2015年は多数のメディアに取材をしていただきました。
日本企業では、初めての取り組みだともいわれます。

そんなDiverseは、設立から3年目を迎え社員数も大幅に増え100人以上の大台に。 新しい社員が入社をするたび、人事部によるLGBT研修を実施し従業員の100%がLGBTに関する知識を持っています。 最近では、このLGBT研修に興味をもってくれたグループ会社からも、たくさんの方が研修に参加をしています。
※…LGBT研修とは、NPO法人虹色ダイバーシティーにコンサルティングとLGBTの基礎知識を身に着ける研修を依頼し実施頂きました


※こちらの本にLGBT対応企業事例として取り上げていただきました

特別ではなく“ふつう”という意識

企業ができるLGBTの啓発活動一つに、東京レインボープライドなど、LGBT当事者が主催をするイベントへの協賛があります。


この動画は、社内規定を変えた年に開催された「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」での協賛(応援)動画です。
たくさんの人々の日常を映したストーリーの中に、一見見逃してしまいそうなほど自然に、同性カップルが登場します。
この動画で描写しているように、赤ちゃんを抱く母親、若いカップル、路上で歌を披露する若者、LGBTのカップル、受験を控えた女子高生、ご年配の夫婦…この世界は様々な人が居て、いろんな色を持っているからとても美しいというメッセージ。

(書きながらほんのり照れています)この感覚をいちばん大切に、
“表面的ではない”様々な人に向けたつながりを生み出していこうとしている企業スピリッツのご紹介でした。