こんにちは。
Diverseで新規事業や広告の動画クリエイティブを担当しているOtakeです。

今回は先日、海外事業進出支援のbtraxと共同で開催した『Multicultural Marketing Happy Hour & Networking / 日本企業が海外進出でおさえておきたいマーケティング戦略』イベントについて、お伝えいたします。
懇親会の様子
Diverseでは、現在海外での様々なサービス展開を検討しています。
そこで、今回はbtraxの人気blog freshtrax で、数多くの記事を執筆し、サンフランシスコを中心に多くの起業支援を行ってきたマーケティング・スペシャリストKristie Wong氏と、同社CEOのBrandon Hill氏をお迎えして、多文化圏(今回は主に米国)におけるFacebookをを中心としたオンラインマーケティングに関して、講演と弊社海外事業担当者とのトークセッションを行いました。

Kristie Wong氏の多文化圏でのマーケティング戦略に関する講演の概要

  • Multicultural Marketing では多文化圏においてそれぞれ異なる文化別にマーケティングメッセージを構成し、具体的には言語・伝統・お祝い事・宗教などのバックボーンを的確に把握しターゲット層にリーチする手法を用いる
  • カルフォルニア州/テキサス州では白人の人口を他の人種が超えており、かつてのマジョリティがマイノリティになってきており、この傾向は長期的に見て他のエリアでも増加傾向にあると予測される
  • 多文化圏でのMulticultural Marketingの手法として有効な手段の一つがFacebookの類似ターゲティングを使った広告手法が有効である
  • 人種的な類似性と言っても、完全に1つの人種に限る必要はなく、ある文化に対して興味を持っている人も含まれる。
    よって、たとえアジア系の人ではなくても、以前からアジア系アメリカ人とよく交流している人、アジア系アメリカ人と結婚した人、と言った人たちでも広告を目にすることは十分にありえる。そのため、ブランドができること、キャッチコピーや広告素材を特定の顧客や言語に適応させることが重要となる
  • 正しく類似性を理解するには、ターゲットの文化に関する深い理解が必要
  • Facebookの配信セグメントは、類似ターゲティングと単一ターゲティングに絞り込んで、キャッチコピーを替えながら一つひとつのキャンペーン効果と適性を見極めると同時に、静止画/動画を用いた際の効果も検証すること
以上の内容を実際の事例を用いて講演していただき、トークセッションでは実際にFacebook広告を中心にNYで自社のオンラインマーケティングを運用してきた、弊社担当のK.Hayashiと意見交換を行ないました。 
トークセッション
左奥からbtrax CEO Brandon氏、マーケティング・スペシャリストKristie氏、弊社海外マーケティング担当K.Hayashi

トークセッションでは、米国で自社サービスをテストプロモーションする際に検証したリリース後のプロダクトのUIの変更や、遠隔地(TOKYO)で行ったオンラインマーケティングの実践結果として得られた知見を中心にディスカッションを進めました。
K.Hayashi:セグメント別の運用では日本の運用知見があれば一定の手応え(想定よりも安い獲得単価)を実現できたが、更に上の成果として獲得ユーザーのリテンションまで見ていくと詳細な文化的背景に基づいたクリエイティブ制作が難しく、プロダクト設計の設計に課題があると感じました。
今後はまさに、Kristie氏の概要にあるように「ターゲットの文化に関する深い理解」を深めるべく、現地での吸収機会を積極的に増やしていくことで、アプローチの精度を上げていきたいと思います。
懇親会では、海外進出で直面する様々な課題を来場者同士ディスカッションし、充実したイベントとなりました。

Diverseでは今後もアジア・欧米を舞台にプロダクトを発信していくディベロッパーとの交流を積極的におこなっていきたいと考えています。